穴掘って埋めて

普通のサラリーマンの日記です。

子供に何を伝えましょう

悩みと喜びのミルフィーユで日々ができている(上手くない)

何から伝えればいいのか、わからないまま時は流れてーーー。

 


あなたのキスを数えましょう / 小柳ゆき 平原綾香

 

子育てに際して、悩みのない人なんて居ないでしょう。毎日Twitterでも子育ての幸せ、悩み、悲喜こもごもがながれています。そんななか、そもそもどんなタイミングで子を授かるかということに人それぞれな中、経済的、精神的にも自分なりにそれなりに「準備完了!いつでも来いっ!」という人って人も居ないと思う。

 

かくいう僕も、子を授かる前は「あんなこともこんなことも伝えたい」熱に侵されており、「この本、あの映画、この音楽は小学校入学前までには読ませておきたい!いや年長までか!?」なんてことを考えていました。

 

…そして、そんなことを逡巡していたころもいまは昔…。子供との毎日はあたりまえのようにどったんばったんであり、365日 おはようからおやすみまで子供の暮らしを見つめることもできないことも事実です。

 

子供には最終的には、日々健康で幸福に過ごすってのは一番伝えたいことでもありますし、そのような環境づくりのためには、親も周囲も健やかであらねばならないわけです。

 

家庭でも仕事でも、限りあるリソースのやりくりで最大限のパフォーマンスを引き出す。そのようなルーチンを人生を通して取り組みつづけるために、言葉や知識で思索し、科学や芸術を学ぶ。そんな繰り返しが世界を探求していくことだとするならば、これは人間にさだめられた暇つぶしのような業であると思うわけです。

 

 

大切な人間に伝える、ということは困難ですが、喜ばしい長い道のりなのだなぁと感じるわけです。